工場内の安全性を保つために「車輪汚れ」に注意!正しく洗浄しよう
工場や作業スペースにおいて清潔な状態を保つことは異物混入を防ぐため、ひいては企業の信頼を保つために欠かせません。
そんな中でも特に見落としやすく注意すべきなのが、工場内で使用する台車等の「タイヤからの汚染」です。
さまざまな場所を行き来するタイヤやキャスターなどは、知らず知らずのうちに汚れてしまっている可能性が非常に高いと言えます。
作業スペースとそれ以外を丁寧にゾーニングしているケースであっても、ゾーン間を移動するタイヤやキャスターがきっかけで異物を持ち込んでしまう可能性があるため、注意しなければいけません。
具体的にどのような対策をすべきなのか、解説していきましょう。
工場内における台車利用の落とし穴
台車は毎日使うものですから「こういう使い方をしていれば問題ない」というような思い込みのもとで取り扱いやすくなってしまいます。
だからこそ、改めて使い方を理解する必要があります。
台車のタイヤには汚れがたくさんついている!
台車のタイヤは、使用するたび床と接触するものです。
そのため、使えば使うほど床に落ちているホコリや汚れを巻き込んで広がってしまうおそれがあります。
食品工場であれば、食品の残りかす、油脂、粉末といったさまざまな汚れも発生するでしょう。
それらが付着したまま移動してしまった場合には、通った場所に汚れを塗り広げるということにもなりかねません。
不衛生な状態を招きやすくなるのはもちろんのこと、異物混入の原因にもなってしまうでしょう。
外でも使う台車は特に注意
人間は、工場の外に出るときと入るときで靴を履き替えることもあるのではないでしょうか。
さらには、トイレへ行くときや喫煙所へ行くときなど、こまめに靴を履き替えることもめずらしくありません。
それは「外に履いていったもので作業スペース内部に入るというのは、あまり清潔でないから」というイメージがあるからではないでしょうか。
ところがそれが台車となると、人間のようには取り扱わないという人も少なくありません。
靴のように履き替える習慣がなく、そのまま使い続けているケースも多いでしょう。
ここに、大きな落とし穴があります。
台車が通ってきたエリアには、屋根や壁のない場所もあったのではないでしょうか。
つまり「外」と言って差し支えないくらいに汚れているエリアを通ってきたかもしれません。
工場内の清潔さや安全性を保つためには、台車のタイヤ汚れにも十分注意しなければいけません。
汚れた車輪は靴のように「履き替える」のが理想だが…
人間が履いてある靴であれば、外履きと上履きを履き替えればそれで済みます。
ところが、台車となるとその度に履き替える=積み替えるのは現実的ではありません。
例えば、台車を「屋内専用」「屋外専用」と分けて、それぞれの区間を走らせるために積み替えることができるでしょうか?
もちろん、靴と同じように考えるのであれば、それが理想です。
しかし、重い荷物を扱う企業など、忙しい業務中にはあまり現実的とは言えないのではないでしょうか。
台車のタイヤによる汚染を防ぐ方法
タイヤからの汚染を防ぐためには、次のような方法があります。
工場内の環境がどのようなものなのかも考慮し、最適な方法を検討しましょう。
台車を変える
ひとつ目は、台車を交換するという方法です。
ゾーニングに合わせて台車を変えるなど、他の場所を通ってきた台車を走らせないようにすることで車輪汚れを呼び込むことを避けます。
しかし、最初にも記載したように現実的に難しいかもしれません。
スムーズに台車を乗り換えるためには、ベルトコンベアなどの設備を導入するのもひとつの手です。
外用の台車、内用の台車を繋ぐベルトコンベアを配置し、荷物をうまくスライドさせることで比較的スムーズに台車を変えることができるでしょう。
台車を変えるのが現実的でない場合、車輪を洗うことで対応しましょう。
作業スペースへ入る前に、車輪を洗うスペースを用意しておき適宜車輪を洗ってから新しいスペースに入ります。
そして、必ず車輪をきれいに洗浄してから次のスペースへ入る習慣をつけましょう。
その際には、車輪だけでなくボディの縁や裏面などもよく洗浄します。
特に裏側やキャスター部分は目が届きにくい一方、床からの跳ね返りによって汚れやすい部分です。
汚れが残っていると、汚染が広がるだけでなくパーツが錆びるなどのトラブルも招きやすくなります。
日々の点検も忘れずに
台車を使用する際にゾーニングを意識し、丁寧に洗浄することも重要ですが定期的な清掃、点検も忘れないようにしてください。
一日のはじめと終わりに「台車を点検する時間」を設け、状態をしっかり確認します。
「きれいな状態で使いはじめ、きれいな状態で戻す」ことを徹底すると、より衛生管理が楽になります。
特に汚れやすい、以下の部分は丁寧に拭き上げましょう。
- ■荷物を載せる部分
- ■ボディの裏面
- ■キャスター周り
- ■車輪
細かなパーツ部分については、週に二回などの頻度を決めた上で分解して洗浄しましょう。
適宜洗剤やブラシなどのお掃除アイテムを使いながら、細かな汚れもしっかり対処しましょう。
車輪の清潔さを保つために導入したい製品
毎日使う台車だからこそ「手間をかけず、こまめに洗浄できる」ということが安全に扱うためのポイントとなります。
ここからは、安全性向上に役立つコトヒラ工業の製品をご紹介していきましょう。
乾式靴底・車輪洗浄装置 プロフィルゲート®

こちらは、その名の通り「車輪を洗浄する」という目的に特化した洗浄装置です。
洗浄装置ではありますが、水と電気を使わないためさまざまな場面で役立ちます。
屋外で台車を洗うときはもちろんのこと、耐荷重性に優れていることからフォークリフト、AGV(無人搬送車)の車輪を洗う際にも活躍するでしょう。
衛生エリアや製造エリアの前に備え付けることによってゾーニングを強化でき、施設内に汚れを持ち込まないよう対策できます。
使用時には、装置の上を台車で通過するだけです。
装置を起動するとブラシが左右上下に動くため、通過するだけで40~100µmの粒子を除去できます。
乾式靴底・車輪洗浄装置 プロフィルゲート®はこちらから
乾式靴底・車輪洗浄装置 プロフィルゲート アクア®

こちらは「プロフィルゲートシリーズ」の除菌可能なタイプとして、さらに多くのお客様からご愛用いただいています。
洗浄槽に消毒液を溜めることにより、効果的に消毒できるのが本製品ならではの魅力です。
汚れ落としはもちろんのこと、しっかりとした除菌までできることから食品工場などの衛生管理にも役立ちます。
こちらも、通過するだけで40~100µmの粒子をきれいに除去できる優れものです。
また、フォークリフト、AGV(無人搬送車)、ハンドリフトなどの利用もできます。
乾式靴底・車輪洗浄装置 プロフィルゲート アクア®はこちらから
毎日使う台車の車輪汚れは徹底的に対策しよう
これまで台車の車輪をしっかり管理できていなかった方も、この機会に注目してみると日々の汚れに気がつくかもしれません。
今一度、徹底した方衛生管理を実現するためにも車輪汚れを洗浄するシステムを導入しましょう。
コトヒラ工業では、ご都合に合わせて工場内の清潔さを保つための設備をさまざまご提案いたしますので、まずはご相談くださいませ。
