COLUMN コトヒラコラム

バイオトイレのメリット、デメリット!どんなシーンで活躍する?

工場作業員男性
工場作業員男性
現場のトイレ問題に困っています…

会社員男性
会社員男性
それなら「バイオトイレ」を検討しませんか?



今、さまざまなシーンで活用できるアイテムとして注目を集めている「バイオトイレ」。バイオ、つまり微生物の力で排泄物を分解消滅させるとして、工場やビジネスの現場で新たに導入されています。

今回は、具体的にどのようなシーンで活躍するのか、また実際に導入した際にどのようなメリット・デメリットがあるのか解説していきます。これからバイオトイレの導入をご検討されている方は、ぜひご参考ください。

バイオトイレが活躍するシーン

工場作業員男性
工場作業員男性
バイオトイレって具体的にはどんなシーンで使えるんですか?

会社員男性
会社員男性
建設現場や工事現場の他、ビジネスシーンでも役立ちます!



まずはバイオトイレが活躍するシーンについて、具体的に解説していきましょう。

1、建設現場

建設現場や工事現場では、下水道や水道が整備されていないケースもあるでしょう。
さらに、工事の進捗によって現場の場所が変わっていくこともあります。

そのような現場では「トイレをどうするか」という問題が発生します。
トイレを移動させる必要も考慮しなければいけないときに役立つのが、バイオトイレなのです。

水がいらず移設も簡単で、かつ臭いも気にならないバイオトイレは建設現場の快適な環境を実現します。

2、大規模プラント

大規模なプラントではトイレを増設するにあたって、手間がかかる場合があります。
水道管の環境によっては大規模な工事が必要になるかもしれません。

バイオトイレはそのような環境でも、気軽に利用できます。
排水の難しい環境において、簡単に増設できるバイオトイレは大事な味方となるでしょう。

3、自然豊かな環境

例えば山間、農地というように自然豊かな環境では、下水道環境が整っていない場所も少なくありません。
その他に、公園や発電所のようなさまざまなシチュエーションに対応可能です。

4、被災地

被災地では、断水のようなライフラインのトラブルも起こります。
そのような環境でも、水を使わないバイオトイレなら衛生的な環境を保ちやすいと言えるでしょう。

また、工事が必要ないため導入や設置にあたっての手間も比較的かかりません。
運搬も簡単なため被災地へ運ぶのも楽で、短時間ですぐに使用できるようになり、迅速な対応が必須となる被災地でも役立ちます。

ただし使用にあたって、電源設備は必要になります。
そのように、使用上の注意点やデメリットもあります。

記事の後半でご紹介しますので、確認してから導入してください。

バイオトイレのメリット

ここからはバイオトイレのメリットについて、具体的に解説していきましょう。

1、水がいらない

バイオトイレでは、水が不要です。
直接バイオ処理槽へ排泄物を投入し、微生物による水を使わない分解処理を行います。
ライフラインが通っておらず、水が確保できない環境でも活用できるでしょう。

2、臭いがしない

トイレに関して問題になりやすい「臭い」。
スムーズに分解、処理できるバイオトイレは排泄物が溜まり続けることなく、嫌な臭いも気になりません。
男女問わず利用するトイレや近くに住民が住んでいる地域でも構わず設置できます。

3、大がかりな工事がいらない

一般的なトイレでは、設置にあたって排水管や水道管の工事が必須です。
しかし水を使わないバイオトイレなら、工事が不要です。
据え置き設置タイプの商品など、設置が簡単なものも多く展開されています。

4、汲取り作業がいらない

多くの仮設トイレは排泄物をタンクに溜め、バキュームカーで汲取りをしなければいけません。
しかしバイオトイレにおいては、排泄したそばから微生物による分解がはじまるためこうした作業が不要です。
場所を選ばず、バキュームカーが入れない場所にも設置できます。

バイオトイレのデメリット

工場作業員男性
工場作業員男性
バイオトイレはこんなにメリットばかりなんですね!

会社員男性
会社員男性
ただし、中にはデメリットもありますので、注意してください



バイオトイレにはご紹介したようなさまざまなメリットがありますが、一方でこれからご紹介するようなデメリットもあるため注意しましょう。

1、使用頻度には限界がある

微生物による処理は、回数や頻度に限界があります。
数時間ごと、数回の使用であれば問題ありませんが多くの人が集まるイベント会場では分解が追いつかないかもしれません。

限界を超えた状態で使っていると、排泄物が溜まって汲取り式のトイレと変わらない状態に陥ってしまいます。
バイオトイレを設置するのであれば、問題なく使える環境か事前に確認すべきでしょう。

2、電源を用意しなければいけない

バイオトイレを使用する際には、処理槽を定期的に撹拌する工程が必要です。
そのため、使用にあたっては電源を確保しなければいけません。
安定した電源供給がない場所では、設置が難しいケースも出てきます。
ただし電源が確保できない場所でも太陽光発電を活用して利用できる商品もありますので、必要に応じて適切な商品を導入しましょう。

さまざまなシーンで活躍するおすすめのバイオトイレ

工場作業員男性
工場作業員男性
バイオトイレを導入したいのですが、どんな商品がありますか?

会社員男性
会社員男性
それではおすすめのバイオトイレをご紹介しますので参考にしてください!



ここからは、バイオトイレの導入を考えている方におすすめしたい商品について解説していきます。

バイオトイレ「B-eat」

コトヒラ工業では、バイオトイレ「B-eat」を展開しています。
「B-eat」はバイオチップ(杉チップ)を使用して排泄物を処理するバイオトイレです。

排泄物の分解に関してはメカトロニクス技術を駆使しており、微生物の増殖環境を最適化しています。
消化槽内に残った炭酸ガスと余剰水分を蒸発させて大気に放出するため、環境負荷の低減にもつながるでしょう。

「B-eat」の処理槽には、菌が存在しています。
こうした微生物群が排泄物を分解するため臭いなどの諸問題もスムーズに解決し、衛生的な環境を実現します。

バイオトイレ「B-eat」はこちらから

快適トイレ

快適トイレとは国土交通省によって定められている、建設現場で使用できる仮設トイレです。
名前の通り、快適に使用できるトイレとして展開され、現場の作業者にとって嬉しい技術がさまざまな導入されています。

特に、近年増加傾向にある女性作業者にとっての使いやすさに強みがあります。
女性作業者にとってトイレ環境の問題はデリケートであり、トラブルにもなりかねません。

快適トイレでは洋式便座や照明設備、施錠付ドアといった基本的な設備の他に、着替え台や小物置きといった従来の仮設トイレではあまり導入されていない、機能的な設備が整っています。
さらに、化粧直しに使いやすい鏡付洗面台などの機能も付いており、しっかりと身支度を整えるための環境が整っています。

さらに、独自のコンピューター制御技術を導入することにより、仮設トイレの利用にあたって問題になりやすい臭気のトラブルを抑えています。
いやな臭いが気になりにくく、快適に利用できる環境でゆっくりと着替えや化粧直しができるでしょう。

快適トイレはこちらから

さまざまな現場でバイオトイレを導入しよう

水を使わないバイオトイレは、建築現場や工事現場、その他水道設備の整っていない環境でも使用できるエコなトイレです。
微生物を利用することにより、排泄物を分解消化し簡単な設置によってすぐに使用できますのでさまざまな現場で活躍するでしょう。

バイオトイレの導入を検討されている方は、コトヒラ工業へご相談ください。
コトヒラ工業では、種類豊富にバイオトイレをご用意しており環境に合わせて最適な商品をご案内いたします。

コトヒラ工業編集部
コトヒラ工業の製品や技術を発信すべく、日々コラム作成に取り組んでいます。これからもコラムを通して、コトヒラ工業の魅力を伝えていきます!
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