COLUMN コトヒラコラム

現場に合わせた最適な集塵機を選ぼう!選び方を間違えるとどんなトラブルが起こる?

工場作業員男性
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集塵機を導入したけどいまいち効果が得られない…

会社員男性
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工場の性質によっても最適な集塵機は変わります!



各種工場のクリーンな環境づくりに必要な集塵機ですが、種類が多いために「どのような製品を選べばいいかわからない」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
集塵機の種類は豊富で、ピンポイントな需要を叶える機能的な製品も多く展開されているため、種類の違いを知らずにいるのはもったいないでしょう。

なにより、選び方を間違えると集塵機本来の機能や効果を感じにくくなってしまいます。
最適な環境で集塵機を使用するためにも、覚えておきたい選び方やおすすめ製品について解説していきます。

集塵機の選び方を間違えるとどうなる?

工場作業員男性
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そもそも「最適な集塵機」ってどうやってわかりますか?

会社員男性
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環境に合っていない製品はさまざまなトラブルを引き起こします!



優れた集塵機を導入しても、環境に合っていなかったりうまく使えていなかったりすると思うような効果を得ることはできません。
ここでは、集塵機がうまく使えていないとき陥りやすいトラブルのパターンを解説していきます。

1:集塵機を設置したのに効果がない

せっかく集塵機を設置しても、環境に対して不適切な製品だった場合には思うような効果を得られません。
粉塵は種類によって性質が異なり、サイズや状態がそれぞれに違い、乾いたものや湿気を含んだものなどもあります。
そして集塵機もそれぞれに特性があり「乾いた粉塵に強いが湿気のある粉塵は吸い込みにくい」というように得意な環境が存在します。
そうした性質、特性を考慮しないと、本来の効果を感じにくくなってしまいます。

まずは導入前に、どのような集塵機があるのかよく調べることが大切です。
例えば「精密機器工場向け」「金属加工工場向け」といった大きな区分だけでも、さまざまな種類があります。
そこからさらに、より具体的に対応する粉塵について確認し、必要であればメーカー担当者の意見も参考にしながら適切な集塵機を選びましょう。

2:フィルターがすぐに目詰まりして使いづらい

粉塵の性質や環境に合っていない場合、使っているとすぐに目詰まりしてしまう可能性があります。
対応している粉塵に合う環境で使用しないと、通常時よりもフィルターが詰まりやすくなってしまいます。
あまりにもフィルターが詰まりやすい場合には、今一度集塵機を見直してみるのもいいかもしれません。

集塵機によってはフィルターが詰まった際に自動で交換してくれるものもあります。
こまめなフィルター交換が難しい環境では、便利な機能の搭載された集塵機を利用するのもひとつの手と言えるでしょう。

3:使用していても吸引力が頼りなく感じられる

集塵機の効果を得にくいと感じているケースには「粉塵の性質、重量、設置場所の広さ」などの要素に対して、集塵機がキャパオーバーとなっている可能性があります。
その場合、集塵機そのものには問題がなくとも思うように吸引しないなど、効果を感じられなくなるかもしれません。

今ある集塵機を活かし本来の性能を実感するためには、必要に応じて周辺機器を導入することも検討しましょう。
例えば吸引を手助けしてくれるファン、フード、ダクトといった機器を、粉塵の発生源にピンポイントで働きかけるよう取り付けることによって、現在の設備でもそれまでとはまったく違う効果を得られるかもしれません。

正しい集塵機の選び方ポイント

工場作業員男性
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環境に合う集塵機と言っても、どう選べばいいのか…

会社員男性
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一つ一つ条件をチェックしていきましょう



集塵機を選ぶ時には「ここをチェックすべき」というポイントがあります。
選び方に迷った時には、ぜひ参考にしてください。

乾湿両用か乾式専用か

粉塵の種類はさまざまある中で、特に大事なポイントとなるんが「乾性か、湿性か」というポイントです。
例えば、湿気のある粉塵を乾式専用の集塵機で集めようとしても、どうしてもうまくいかないでしょう。
場合によっては、集塵機を傷めてしまう可能性もあります。
そのためにまず、粉塵の性質を見極めることが重要となります。

周辺機器と接続するか

前述の通り、集塵機はさまざまな周辺機器と接続して使うことができます。
もちろん、環境によって必須ではありませんが、適宜接続したことにより性能が向上するのであればぜひ賢く使うべきでしょう。

周辺機器と接続する場合には、必要に応じてスペースを確保しなければいけません。
そのため、最初の設置段階でできるだけ余裕のある設置場所を検討しましょう。

また、すぐに周辺機器を導入する予定がなくとも、将来的な計画を見越すことも重要です。
あらかじめ設置場所をよく検討しておくと、将来拡張する際に楽になります。

集塵機の能力はどのくらいか

集塵機はそれぞれに能力が異なりますが、一般的には大型の製品の方が風量や吸引圧力が大きくなります。
一方で大型の集塵機は導入コストがかかりやすかったり、設置スペースが限られたりといった理由から、導入が難しいケースもあるでしょう。

もちろん、小型の集塵機の能力が低いというわけではなく製品によって申し分のない性能を実感できるでしょう。
また、環境によってはあえて小型集塵機を選ぶ方が、コスト削減とともに省スペースを叶えられるかもしれません。
オーバースペックにならないよう、十分な集塵機を選ぶことも重要なポイントです。

さまざまな場面で役立つ高性能集塵機

工場作業員男性
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実際にどんな集塵機を使えばいいんでしょうか?

会社員男性
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さまざまな種類があるためよく選ぶことが大切です



ここからは、コトヒラ工業の高品質な集塵機をご紹介していきます。
工場のレイアウトや既存の設備、取り扱っている製品も考慮し、選んでいきましょう。

作業台用集塵機

こちらは、お持ちの作業台に添わせてお使いいただける作業台用集塵機です。
さまざまな大きさの作業台に対応しており、お使いの作業台も利用できるでしょう。

高性能なフィルタが搭載されているため、微細な粉塵を逃さずに捕集します。
お手入れの際にも背面の扉からエアーガンでフィルタを清掃でき、安全かつクリーンな状態をキープしやすいのが魅力です。

また、キャスターが付いているため、移動や設置も簡単にできます。
工場のレイアウトを変えることになったり、移転することなったりしたときにも簡単に扱えるでしょう。
また、衝突板+セラミックフィルタの多重構造になっていることから、火花や静電気によってフィルタに引火するトラブルを防止し、安全に使える点も特徴です。

作業台用集塵機はこちらから

集塵機の効果を感じにくいなら見直しを

集塵機には無数の選択肢があるため、粉塵の種類を踏まえて最適なものを選ばないと本来の効果を得ることはできません。
高性能な集塵機を無駄にしないためにも、事前によく選ぶのはもちろんのこと、必要に応じて周辺機器を揃えたり、ピンポイントに小型集塵機を追加したりと工夫することも大切です。
コトヒラ工業では、高性能な集塵機をさまざま展開していますので、環境に合う集塵機を探してみましょう。

コトヒラ工業編集部
コトヒラ工業の製品や技術を発信すべく、日々コラム作成に取り組んでいます。これからもコラムを通して、コトヒラ工業の魅力を伝えていきます!
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