バイオトイレ
バイオトイレ

バイオトイレ Q&A

Q&A回答

(※回答はすべてKE-T131型の場合となっております。)

Q1:バイオトイレは臭いはしないの?
A:微生物が臭気成分であるアンモニアやメタンなども分解していますので、不快な臭いは抑制されます。

Q2:バイオトイレはどうして汲み取り不要なの?
A:消化槽内に排泄された大便・小便は、バイオチップに生息している微生物によって水と炭酸ガスに分解されます。炭酸ガスは大気に放出され、水はバイオチップに含水させ、微生物の増殖に利用されます。余剰な水分は熱で蒸散していますので、汲み取りが不要になります。

Q3:バイオトイレは水を使用しないの?
A:基本的に水は使用しません。バイオトイレの使用頻度が少な過ぎると、バイオチップが乾燥してしまい微生物が生息できません。その際には水補給ランプが点灯しますので、10リットル程度の水を補給してください。

Q4:どうして電気が必要なの?
A:バイオトイレを機能させるためには水・温度・酸素の状態を最適化することが必要です。水は水分センサー、温度はヒーター、酸素は攪拌をコンピューター制御で行っています。

Q5:電気代の目安は?
A:(約30回の使用で)毎日使っても約3,000円/月程度です。※1kwhあたり23円で計算

Q6:チップ交換方法は?
A:バイオチップ自動排出機能がついており、トイレ側面より容易に交換を行うことができます。

Q7:お手入れの方法は?
A:便器の汚れ落としには中性洗剤をご使用ください。酸性やアルカリ性のものでは微生物が死滅してしまいます。その際使用する水はペットボトル1本(1.5L)を目安にご使用ください。なお、和式タイプは便器が簡単に外せますので、外部に持ち出して清掃することも可能です。

Q8:アフターについて教えて?
A:保証期間は1年です。それ以降は有料となりますが、当社認定の技術作業員がスピーディーに対応させて頂きます。また、最低でも2年に1度は保守点検が必要です。

Q9:バイオトイレを設置する場所の注意は?
A:必ず電源(AC100V、9.5Aが確保できる専用コンセント)の用意をお願いします。

Q10:車で入っていけないような場所への設置は可能?
A:現地組立てで対応できます(費用は別途かかります)。

Q11:設置する際、スペースはどれくらい確保すれば良いの?
A:トイレのスペース(幅1,000mmX奥行1,550mmX高さ2,620mm)+緊急メンテナンスやバイオチップ交換作業の際に、バイオトイレの前面、背面のカバーを空けて作業することがありますので、前面、側面に1m以上のスペース、背面に50cm以上のスペースを確保する必要があります。

Q12:バイオトイレの禁止事項は?
A:排泄物、トイレットペーパー(水溶性のもの。ティッシュペーパーは不可)以外の物は絶対に投入しないで下さい。便座クリーナーを使用したペーパー等は別の入れ物を御用意頂き、槽の中には投入しないで下さい。

Q13:バイオチップの材質は?
A:杉(間伐材)です。杉は多孔質で、微生物が生息しやすいという特徴があります。バイオチップに特別な菌などは入れておりません。

Q14:バイオチップの交換時期は?
A:1日50~70回の使用ペースで半年に1回交換が必要です。臭いが出てきたら交換時期です。1日30回以下であれば、1年に1回交換すれば良いです。

Q15:納入実績はあるの?
A:南アルプス北岳、原子力発電所、各地の公園、工事現場など1000台以上の納入実績があります。詳しくはバイオトイレ設置例のページをご覧ください。

Q16:バイオトイレのレンタルはしているの?
A:バイオトイレのレンタルをご希望の方は最寄の取扱店を紹介させて頂きますので、お問い合わせください。

Q17:バイオトイレはなぜ使用回数の制限があるの?
A:微生物の処理能力に限界があるためです。

Q18:使用回数をオーバーするとどうなるの?
A:1日70回を超すと、使用回数オーバーランプが点灯します。しかし1週間420回を超さなければ使い続けても大丈夫です。それ以上お使い頂きますとオーバーフローすることもあります。

Q19:バイオトイレは安全なの?
A:シャッター付き便器(特許取得済)が安全装置の役割を果たしています。例えば足を滑らせて消化槽に落ちてしまった時、シャッターがしまらなければ運転動作が始まらないプログラムになっております。

Q20:バイオトイレを移動したい時はどうするの?
A:フォークリフトの爪が入るようになっています。また小型クレーン付トラックで移動します。移動する時は、必ずバイオチップを排出した後、行って下さい。

Q21:洋便器タイプはあるの?
A:ございます。型式の末尾Yは洋便器タイプを意味します。※134型は除く

ご使用上の注意

微生物は生命体です。増殖できない環境になりますと、本来の働きが望めなくなります。バイオトイレの能力を十分に発揮させるために、次の事項に注意してご使用ください。

  1. ・清掃や点検をするとき以外は、電源プラグを抜かないでください。バイオトイレとして機能しません。
  2. ・便器内にトイレットペーパー以外の物を捨てないでください。金属類・プラスチック類・ゴム類・ティッシュペーパー・生理用品等は分解できません。※異物回収及び機器の修理は有償となります。
  3. ・清掃には推奨洗剤(別売)を使用してください。市販のトイレ用洗剤や漂白剤を併用すると微生物が死滅してしまいます。
  4. ・指定のバイオチップ以外の増殖母材は使用しないでください。
  5. ・使用禁止ランプの点灯・点滅中はトイレを使用しないでください。
  6. ・使用回数を超えると臭気が発生する原因となります。
  7. ・水分が不足すると臭気が発生する原因となります。
  8. ・ログハウスタイプは定期的な防腐処理が必要となります。
  9. ・保守点検を2年に1回(通常使用での目安)販売店にご依頼ください。
  10. ・ご使用前に「取扱説明書」をよくお読みいただき、正しくお使いください。

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