バイオトイレ
バイオトイレ

バイオトイレの構造

コトヒラ工業(株)のバイオトイレの特徴は、微生物を増殖させる母材には、バイオチップ(杉チップ)を使用。コンピュータ管理で微生物の増殖環境を最適化することにより、排泄物の分解処理を効率よく行い、水と炭酸ガスなどに分解します。

バイオトイレの構造
1表示パネル 表示パネル電源ONで緑のランプが点灯します。トイレの運転状態は赤ランプの点灯、異常発生は赤ランプの点滅で表示しますので、保守・管理が容易です。
2使用禁止ランプ 使用禁止ランプトイレの使用回数が処理能力をオーバーすると点灯。異常が発生した場合は点滅します。点灯・点滅中は使用しないでください。
3水補給ランプ 水補給ランプ★当社オリジナル機能★
バイオチップが乾燥すると点滅します。微生物の増殖に必要な水分が不足していることをアラーム表示します。
4シャッター機能 シャッター消化槽にシャッターがついており、トイレに入ると「開」、トイレから出ると「閉」。人の出入りに応じてシャッターが自動で開閉します。消化槽の臭気や湿気などが室内に入るのを防ぎます。
5人体センサー 人体センサー人の出入りやトイレの使用回数を感知して、室内灯の点灯や消灯、シャッターの開閉を自動的に行います。
6消化槽 消化槽バイオチップが入っています。槽内環境を微生物の増殖に適した環境にコントロール(水分・温度・酸素量)し、臭気の発生を抑え排泄物を効率よく分解処理します。
7バイオチップ自動排出機能 チップ交換の様子バイオチップの交換は、半年~1年に1度でOK!(使用頻度により変わります)「自動排出機能」により、チップの交換は簡単に行うことができます。
※KE-T131A(Y)、T133B(Y)、T151A、T153Bのみ搭載しております。

バイオトイレの仕組み

安全のため機械停止 機能

人が入る

「人体センサー」が人を感知し、便器底のシャッターが自動で開きます

使用後、人が出る

人が出たのを「人体センサー」が感知し、シャッターが自動で閉じます

シャッターが完全に閉じた後に、消化槽内の運転が始動する

消化槽内の機械 自動運転

消化槽内の撹拌かくはん
(かき混ぜ作業)

(消化槽内部)
酸素供給を行います

微生物分解が始まる

水分はバイオチップに保水し、熱で蒸発。微生物が温度などの好条件のなか活性化し、汚物を分解していきます。

水と炭酸ガスに分解

余分な水分は蒸発

余剰な水分(尿)はヒーターで加温し蒸発させます。

蒸気と臭気を抑制

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バイオトイレの分解システム

微生物を利用した排泄物の分解

利用する微生物

  • 人体から排出された体内菌
  • 空中浮遊菌
  • 土壌菌

バイオトイレ「B-eat」で使用する菌は、全て自然界に存在している菌で、特殊な菌は使用していません。
バイオトイレを長期間使用しなかった場合に乾燥して菌が死滅しても、通常どおり使用していくことで、元通りに菌が増えます(そのまま利用できます)。

微生物増殖条件の適正化(水分・温度・酸素・pH値)

バイオトイレ「B-eat」では、コンピューターの自動管理により微生物の増殖条件を常に最適に保っています。これにより、臭気の元となる菌の増殖を抑え、臭気抑制効果のある菌(好気性菌)による分解が行なわれます。

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