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自慢の設備紹介(1)

こんにちは。北原です。

本日は当社自慢の設備を紹介したいと思います!

まず最初は…「五面加工機」です!
当社では"製缶(製罐)加工"というものに力を入れています。
※製缶加工とは、金属の板やパイプを溶接するなどして立体的なフレームなどの製品を作る加工のことです。

こうして作られた製品は、FPD(フラットパネルディスプレイ)の製造装置のフレーム(架台)や大きな工作機械のベースなどに使用されています。
工作機械など精度が求められる装置のベースとなるため、1辺が数メートルに達するフレームでありながら、求められる寸法誤差は100分の3ミリ以下!!(日本人の髪の毛の太さは平均100分の8ミリ)
髪の毛の半分の誤差も許されないという世界で加工を行っています。

これらを実現している装置は「5面加工門型マシニングセンタ」…通称:五面加工機 です!
当社には現在4台の大型五面加工機が稼働しており、お客様の注文内容に応じて最適な設備で加工を行っています。
ご紹介しましょう!
その大きさは圧巻です。装置自体の長さは10mに達します。(画像の中の人と比較してみてください)
MCR-BⅢ(オークマ)

MCR-A5CⅡ(オークマ)

VERSATECH V-140(ヤマザキマザック) … 2台






VERSATECHの特長

ヘッドが自在に動くため、様々な角度の加工が可能。
10000分の1°単位で首を動かすことができる。

オークマ BⅢの特長
最大3000×7800(3m×7.8m)のワークに対応可能。
ヘッド自体を交換することにより、様々な加工に対応。
ヘッドの剛性が高いので削り込みを速くすることも可能となり、幅広いワークに対応できる。

当社の特長は、これらの「切削加工」と、その前後にある「溶接」や「塗装」などといった工程が同じ工場内にあるため、各工程間の連携が取りやすく、より高品質な製品を目指せるところです!

当社の得意なステンレスの加工も、製缶加工になると難易度が大きく上がるのです。
でも大丈夫。当社の技術力とチームワークで、これまで高難度の加工も実現してきました。
今後も技術力を高め、「加工できないものはない」を目指していきます。